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房総丘陵のほぼ中央にある久留里は、かつての城下町。昔ながらの石壁や蔵、瓦葺の商家など、至るところにその風情が残っている。
久留里街道沿いの本町内では、掘り抜き井戸が各家庭分も合わせて42箇所あり、その内6箇所が一般に開放されている水の豊かな町だ。清澄、三石山系から地下水脈を通ってあふれ出てくる水は、炭酸やミネラル、乳酸菌などを豊富に含んだもので、地元では“生きた水”として日常生活に使っている。
町のあちこちにある井戸には、週末、多くの人が水を汲みにやってきて、順番待ちの人が並ぶ風景も珍しくない。この水が久留里に多くの美味しいものをもたらしてきた。
生きた水の町久留里
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